オリジナルタオルコラム

『インクジェットプリント』とは、どんなプリント方法?

タオルへのプリント方法には大きく分けて2種類のプリント方法があり、『版(プリント型)』を使用する「シルクスクリーンプリント」と『版(プリント型)』を使用しないプリント方法があり、弊社では「ダイレクトプリント」と呼んでおります。

ダイレクトプリントには「インクジェットプリント」と「昇華転写プリント」があり、「インクジェットプリント」にも「染料インクタイプ」と「顔料インクタイプ」の2種類の方法が存在します。

インクジェットプリントは、プリントマシンに搭載された可動式のプリントヘッドより噴霧されたミスト状のインクを直接プリントしますが、プリントヘッドとタオルの距離(クリアランス)が大き過ぎると微細なインク粒子がタオル表面の着弾予定位置から僅かにズレます。その結果、本来のデザインよりも解像度の落ちたようなボヤケけた仕上りになります。逆にプリントヘッドとタオルへの距離が近過ぎるとヘッドとタオル生地の接触が発生しタオル生地を汚す原因となります。そのため、使用生地毎に最適で且つ慎重なクリアランス調整が必要となります。また、様々なタオル商品に対応可能ですが、時に部分的な厚みが異なるため、このクリアランス調整作業は、生地を変更する度に行う必要があります。プリント直後は表面のインクが乾いていないため、慎重にプリント済みのタオル生地をプリントマシンより専用の道具を用いて取り上げ乾燥機へ移動します。乾燥後、「顔料インクジェットプリント」商品は検品作業に入ります。「染料インクジェットプリント」商品は、その後「蒸し」工程の後、「洗浄」・「乾燥」工程を経て最終仕上げ作業に入ります。

インクジェットプリントの最大の特徴は「フルカラーデザイン」及び「少枚数製作」に対応可能なプリント方法となります。また、綿(コットン)製タオルにこだわられる場合は、インクジェットプリントがおススメです。

タオルショップ・ジェイピーでは全てのプリント方法にて対応させていただいております。