マフラータオルの巻き方
マフラータオルは、スポーツやイベント会場で手にする機会が多いアイテムです。しかし、その形状を最大限に活かした「巻き方」を意識している方は意外と少ないかもしれません。マフラータオルは一般的なフェイスタオルよりも細長く、マフラーのように首に巻くことに特化したサイズで作られています。そのため、巻き方ひとつで「汗を吸う」という実用性だけでなく、「チームへの愛着を示す」「ファッションとして映える」「防寒・日焼け防止」といった多彩な役割を果たしてくれます。
シーンに合わせた最適なマフラータオルの巻き方をマスターして、お気に入りの一枚をもっと使いこなしましょう。
1.なぜマフラータオルの巻き方が重要なのか?
マフラータオルをただ首に掛けているだけでは、歩くたびに左右の長さがバラバラになったり、前かがみになった瞬間にするりと地面に落ちてしまったりと、小さなストレスが積み重なるものです。
特に、オリジナルで製作した思い入れのあるタオルであれば、できるだけ綺麗に、そして快適に使いこなしたいですよね。実は、巻き方をほんの少し工夫するだけで、その使い心地は劇的に進化します。ここでは、巻き方にこだわるべき3つの大きな理由を深掘りしていきましょう。
① 何度も直す手間のいらない「抜群の安定感」
スポーツ観戦で熱心に拍手を送ったり、ライブ会場でリズムに合わせて手を振ったりする際、首元のタオルがヒラヒラと動いて顔に当たったり、落ちそうになったりして、動きが制限された経験はありませんか?
「落ちるかもしれない」という不安が頭の片隅にあると、せっかくのイベントに100%没頭することが難しくなります。適切な巻き方をマスターしておけば、激しい動きの中でもタオルが体にぴたっとフィットし、まるで体の一部になったような安定感が得られます。一度巻いたら最後まで直す手間がいらない、この「手離れの良さ」こそが、アクティブなシーンにおける最大のメリットです。
② メッセージを正しく届ける「見せ方のこだわり」
オリジナルマフラータオルの多くには、中央にチームロゴが配置されていたり、両端に大切なメッセージやアーティスト名がプリントされていたりします。しかし、巻き方を適当にしてしまうと、せっかくの文字が裏返ってしまったり、肝心なロゴが結び目の中に隠れてしまったりすることがよくあります。
タオルは、持ち主の「推し」や「所属」を周囲に伝えるアイデンティティのような存在です。製作者が込めた意図や、あなた自身の想いを正しく周囲に見せるためには、デザインの配置を計算に入れた「見せる巻き方」が不可欠なのです。写真に撮った時、ロゴが一番綺麗な状態で写っているかどうかは、この巻き方の工夫一つで決まります。
③ 季節に合わせた「コンディション管理」
マフラータオルは、実は優れた機能性アイテムでもあります。 夏場の屋外イベントであれば、首筋を直射日光から守る日焼け防止の役割を果たします。さらに、タオルの内側に保冷剤を忍ばせて巻くことで、首元の太い血管を効率よく冷やし、熱中症対策としても非常に有効な手段になります。
一方で、冬の屋外球場や冷え込む夜のフェスなどでは、首元の隙間を埋めることで防寒具としての真価を発揮します。季節や気温の変化に合わせて、肌への密着度やタオルの厚みを調整できる巻き方を知っておくことで、想像以上に快適なコンディションを維持できるようになるのです。
2.【実践】マフラータオルの基本の巻き方
ここでは、日常からイベントまで幅広く使える「4つの基本スタイル」を、手元の動きがイメージできるように詳しく説明します。
①「エディター巻き(一周巻き)」— 万能な定番スタイル
もっとも一般的で、どのような服装にも合うスタイルです。
・手順:
1.タオルの中心を首の後ろに当て、両端を前に垂らします。
2.右側の端を手に取り、左側の首元を通過させて首の後ろを一周回し、再び右側から前に持ってきます。
3.最後に、胸元に垂れた両端の長さを左右均等、あるいはあえて少しズラして整えます。
・メリット: 首周りに適度なボリュームが出るため、汗をしっかり吸い取り、かつ小顔効果も期待できます。
②「ワンループ巻き(通し巻き)」— 絶対に解けない安定感
激しく動く場面や、小さなお子様におすすめのスタイルです。
・手順:
1.タオルを横に半分(または三つ折り)に細長く折り、さらに縦に二つ折りにします。
2.二つ折りにした状態で首に掛けると、片側が「輪(ループ)」の状態、もう片側が「二本の端」の状態になります。
3.その「輪」の中に、反対側の「二本の端」を差し込みます。
4.差し込んだ端を軽く引っ張り、首元の締まり具合を調整します。
・メリット: 結び目が小さくまとまり、ほどける心配がほとんどありません。
③「ネクタイ結び」— ロゴを綺麗に見せる上品スタイル
字デザインをはっきり見せたい時に最適なスタイルです。
・手順:
1.タオルを首に掛け、左右の長さを揃えます。
2.右側の端を左側の端の上に重ねて交差させます。
3.上に乗せた方の端を、首元の輪の下から上へと引き抜きます。
4.引き抜いた方の布を平らに整え、下にある布を覆い隠すようにして形を整えます。
・メリット: 胸元にタオルの面が平らに広がるため、プリントされたロゴや文字が歪まずに周囲から見えやすくなります。
④「クロス掛け(交差刺し)」— 動きやすさ重視
首元を締め付けたくないけれど、タオルは固定したい時に便利です。
・手順:
1.タオルを首に掛け、胸の前でXの字を作るように交差させます。
2.重なった部分を、着ているTシャツの襟元に軽く入れ込むか、あるいは市販のラバーバンド(リストバンド)で留めます。
・メリット: 首が詰まる感覚がなく、かつ両手が自由になるため、作業中やアクティブな応援に向いています。
3.シーン別・マフラータオルの映える活用術
使う場所によって、求められる機能は変わります。ここでは3つの主要シーンにおける応用テクニックを深掘りします。
【スポーツ観戦】一体感を高める「掲げる・巻く」の使い分け
スポーツの現場では、応援歌に合わせてタオルを広げて掲げる場面があります。
・アドバイス: 応援中は「肩掛け」の状態にし、端をウェアのジッパーやボタンに軽く引っ掛けておくと、チャンスの瞬間にすぐタオルを両手で広げることができます。
・冬の屋外観戦: 寒い時期は、タオルの中に使い捨てカイロを忍ばせ、首の後ろ(風門というツボのあたり)に当たるように「エディター巻き」にしてみてください。これだけで体感温度が大きく変わります。
【ライブ・フェス】熱狂の中でも崩れない「ホールド力」
ライブ会場では、ジャンプやヘッドバンギングなど激しい動きが想定されます。
・アドバイス: 「ワンループ巻き」をした後、さらに余った端をTシャツの中に入れ込むことで、どれだけ動いてもタオルが飛んでいくのを防げます。
・前後のデザイン活用: 背中側にもデザインがあるタオルの場合、あえて結び目を背中側に持ってくる「バック結び」にすると、後ろ姿でも推しをアピールでき、写真映えも抜群です。
【日常・家事・仕事】邪魔にならない「コンパクト収納」
ウォーキングや庭仕事、家事やデスクワークなど、日常の中でマフラータオルを活用するシーンです。
・アドバイス: マフラータオルを縦に四つ折りにし、細い紐状にしてから「ワンループ巻き」にします。首元のボリュームが抑えられ、見た目もスカーフのようにスッキリした印象になります。
・清潔感と作業性の両立: 下を向く動作が多い時は、タオルの先端をシャツの襟元やエプロンの内側に入れ込みましょう。端が垂れ下がらず邪魔にならないだけでなく、見た目も清潔に保てます。
4.製作会社が教える!巻き方と素材・デザインの相性
オリジナルマフラータオルを製作する際、どのような巻き方をされるかによって、適した素材やデザイン配置が異なります。
生地の厚み(匁数)による違い
・厚手のジャガード織: 糸を編み込んで模様を作るためボリュームがあります。「ワンループ巻き」にすると結び目が大きくなりすぎるため、「首掛け」や「エディター巻き」でゆったり見せるのが適しています。
・薄手のシャーリング生地: 表面が滑らかで柔らかいため、複雑な結び方(ネクタイ結びなど)をしても形が崩れにくく、スマートに見えます。
デザイン配置の注意点
・中央配置: 「首掛け」をした際に、もっとも目立つのが中央部分です。しかし、巻いてしまうと隠れやすいため、首掛けメインの応援用に向いています。
・両端配置: 巻き方を変えても、タオルの端は必ず外側に見えます。ここにチームロゴや個人名を入れると、どのような巻き方をしていてもアイデンティティを保つことができます。
5.よくある失敗と解決策Q&A
Q: 巻いていると首がチクチクします。
A: タオルの端(ヘム)の部分が肌に当たっている可能性があります。巻く前に一度、タオルを内側に三つ折りにして、縫い目(ヘム)が直接肌に触れないようにしてから巻くと、肌当たりが劇的に改善します。
Q: 文字がいつも裏返ってしまいます。
A: 多くのマフラータオルには「表」があります。巻く際に、まず「鏡を見ながら文字が正しく読める向き」で首に当て、そのまま動かさずに片方の端を固定しながら巻く癖をつけると、裏返りを防げます。
6.まとめ:最高の一枚を、最高の巻き方で
マフラータオルは、巻き方によって使い勝手や見え方が大きく変わるアイテムです。そのため、オリジナルで作成する際は、デザインだけでなく「どのように巻いて使われるか」をあらかじめ想定しておくことが大切になります。
たとえば、スポーツ観戦で使うことが多い場合は、首に掛けたときにチーム名やロゴが自然と正面に見える配置が向いています。地域や企業のイベント向けであれば、肩に掛けたり、ラフに使われたりすることも多いため、どの位置が見えても違和感のないデザインが使いやすくなります。日常使いを想定するのであれば、巻いたときに主張しすぎない色合いやバランスも重要です。
このように、巻き方を意識して作られたマフラータオルは、実際に使われる場面でも満足度が高くなります。「せっかく作ったのに、巻くとデザインが隠れてしまう」「思ったより使いにくい」といった失敗も防ぎやすくなります。
オリジナルマフラータオルを作成する際は、用途や使う場面を整理したうえで、サイズやデザインを考えることがポイントです。巻き方まで含めて考えられたマフラータオルは、長く使われやすく、イベントや応援の場でも自然と手に取られる存在になります。
当社、タオルショップジェイピーでは、これまで数多くのスポーツ団体や学校行事、企業イベントなどのオリジナルタオル作成をお手伝いしてきました。 「この巻き方をした時に一番綺麗に見えるデザインにしたい」「イベントで使いやすい素材を選びたい」といった、現場のニーズに合わせたモノづくりを大切にしています。
オリジナルマフラータオルの作成を検討している方は、こうした点も踏まえながら、自分たちの目的に合った一枚を形にしてみてください。

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