タオルのOEMとは?
企業やブランドの差別化が求められる現代、オリジナルグッズの価値はますます高まっています。
その中でも「タオル」は、日用品としての実用性に加え、プロモーション効果やブランディングにも優れたアイテムとして人気があります。
今回、タオルのOEM(Original Equipment Manufacturing)について、そのメリット、製造の流れ、依頼時のポイントなどを詳しくご紹介します。
企業として、販促品・ノベルティ・販売用商品を検討しているご担当者の方にとって、タオルOEMの導入が有益な一手となるでしょう。
1.タオルのOEMとは?
OEMとは、発注元のブランドや企業が商品の企画・販売を行い、製造を外部企業に委託する仕組みです。
タオルのOEMは、その名の通り、タオルの製造を専門メーカーに委託して、企業名やブランドロゴ、オリジナルデザインを施した製品をつくることを指します。
これにより、以下のような目的に対応した製品開発が可能となります。
・販売用のオリジナル商品(自社ブランドタオル)
・ノベルティや記念品(イベント用、キャンペーン用)
・業務用タオル(ホテル、エステ、スポーツジムなど)
・プロスポーツチームや学校の応援グッズ
OEMを利用することで、自社では製造設備を持たずに高品質なオリジナルタオルを提供できるため、多くの企業や団体で導入が進んでいます。
2.タオルOEMのメリット
◎ブランド価値の向上
オリジナルデザインやロゴ入りのタオルを制作することで、企業やブランドのイメージ向上につながります。
販促品として配布するだけでなく、販売用商品としてもブランディングに効果的です。
◎多様な用途に対応可能
ギフト用、記念品、販促グッズ、業務用など、目的に応じてタオルの仕様(サイズ・素材・デザイン)を自由に設計できるのもOEMの大きな強みです。
◎小ロットから大ロットまで対応
近年では、小ロット生産にも対応しているOEMメーカーが増えており、初めての導入や試験的な販売にも適しています。
もちろん、イベント用や販売用に大ロットでの生産も可能です。
◎コストと時間の削減
製造工程を専門のタオルメーカーに委託することで、製造設備や人件費、品質管理などの負担を軽減できます。
また、ノウハウのあるOEM企業に依頼すれば、企画から納品までスムーズに進行します。
3.タオルOEMの主な製品タイプと素材
OEMで制作できるタオルには、さまざまな種類があります。目的やターゲットに応じた選定が重要です。
◎製品タイプ
フェイスタオル:日常使いに最適なサイズ。販促品や業務用に人気。
ハンドタオル/ミニタオル:配布しやすいコンパクトサイズ。イベントやノベルティ向き。
バスタオル:存在感のある大型サイズ。高級感があり、記念品や販売品に適する。
スポーツタオル:スポーツイベントや応援グッズとして活用。
おしぼりタオル:飲食店や業務用に多く採用。
◎素材
綿100%(コットン):吸水性・肌触りに優れ、幅広く使用される定番素材。
シャーリング加工:なめらかな表面でプリントが映える。
パイル地:ふんわりとした触感で吸水性が高い。
ガーゼタイプ:軽くて速乾性が高く、肌への刺激が少ない。
4.タオルOEMの制作の流れ
OEMでタオルを制作する際の一般的な流れをご紹介します。
◎ヒアリング・打ち合わせ
目的、用途、希望納期、予算、ロット数、デザイン案などを伺い、最適な仕様をご提案します。
◎仕様の決定
タオルのサイズ、素材、カラー、印刷方法(刺繍、プリント、ジャガードなど)を決定します。
◎デザイン制作
ご希望のデザインをご支給いただくか、弊社にてデザイン制作を承ることも可能です。
◎サンプル作成
ご希望に応じて、試作品(サンプル)を制作します。質感や仕上がりをご確認いただけます。
◎本生産
サンプル承認後、本生産に入ります。製造期間は商品や数量により異なります。
◎検品・納品
仕上がった商品を検品し、指定の場所へ納品いたします。
5. タオルOEMの印刷・加工技術
オリジナル性を高めるためには、印刷・加工方法の選定が重要です。代表的な加工方法をご紹介します。
◎プリント(顔料/染料)
一般的でコストパフォーマンスに優れた加工方法。グラデーションや細かな表現も可能。
◎ジャガード織
織りで模様を表現する高級感のある加工。色落ちしにくく、耐久性も高い。
◎刺繍
立体感と高級感を演出できる加工。ロゴやワンポイントにおすすめ。
◎昇華転写プリント
写真やグラフィックのような高精細な表現が可能。シャーリングタオルに向いています。
6.タオルOEM依頼時のチェックポイント
初めてタオルOEMを検討される方が、スムーズに進められるよう以下の点を事前に確認しておきましょう。
①目的・用途(販促品、販売用、記念品など)
②サイズと数量
③素材や質感の希望
④ロゴやデザインデータの有無
⑤納期とスケジュール
⑥パッケージ(OPP袋入り、のし加工、ギフト箱など)
これらの情報が明確であるほど、OEMメーカーとのやりとりがスムーズになります。
7.まとめ
タオルのOEMは、企業や団体にとって、実用性とブランディングを兼ね備えた非常に有効な手段です。販促品、記念品、販売商品など多用途に対応可能でありながら、比較的導入しやすいアイテムでもあります。
当社では長年の経験と実績をもとに、お客様のご希望に合わせた最適なご提案を行っております。オリジナルタオルの制作をご検討中の方は、
ぜひ当社、タオルショップジェイピーまでお気軽にご相談ください。

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