古いタオルの使い道 ・活用方法

家庭にいつの間にか溜まってしまう古いタオル。

粗品でもらったけれど使う機会がなく眠っているフェイスタオル、買い替えのタイミングで出番を失ったバスタオル、色褪せや毛羽立ちで使用感が気になってきたハンドタオルなど、「もう使わないけれど、まだ使える」そんなタオルがどこのご家庭にも1枚や2枚はあるのではないでしょうか。

いざ処分しようとしても、「まだ使えそうだし、捨てるのはもったいない…」と感じてしまい、結局タンスやクローゼットの奥に押し込まれている。そんな経験ありませんか？
この記事では、使い道に困っているタオルたちを無駄なく活かす方法を、具体的なシーン別にわかりやすくご紹介していきます。

ちょっとした工夫で「ゴミ」ではなく「便利な生活アイテム」へと生まれ変わる、タオルの再利用術をぜひ参考にしてみてください。

古くなったタオルは、10〜15cm程度の正方形にカットすることで、あらゆる掃除に使える「ウエス（雑巾代わりの布）」として再利用できます。

（例）

など、汚れを気にせずガンガン使える場面がたくさんあります。

新品の布では躊躇してしまうような汚れでも、古いタオルなら使い捨て出来るので気兼ねなく使える魅力的なアイテムになります。

使い終わったウエスは、そのままゴミ箱へ。

わざわざ雑巾を洗う手間もなく、経済的にも衛生的にも安心です。

地震や台風、豪雨など、予測できない自然災害。そんな非常時に役立つのが、古いタオルです。

避難所では水が貴重になることも多く、顔や体を拭くタオルは多くあると便利で、安心も出来ます。

また、ケガをした際の応急手当や、冷え対策として肩や膝に掛けたり、畳んで枕替わりにたり、使い道はさまざま。

タオルは保温性があるので体に巻くと汗を吸うだけでなく、結構暖かいんです。

また、コンパクトにたためて軽いので、非常用バッグに数枚入れておくと安心です。

非常用として圧縮タオルなども売られていますが

粗品でいただくタオルは、薄手の物が多いのでかさばらず、吸水性も高いというメリットがあります。

いろいろ使えるタオルは万が一の時に活躍してくれる頼もしい存在になるでしょう。

備えあれば憂いなし。使わないタオルがあるなら、数枚を防災用品としてスタンバイさせてみてはいかがでしょうか。

ペットを飼っているご家庭では、タオルの出番がぐんと増えます。

など、汚れてしまうこと前提の場面で使えるのが古タオルの魅力。

特に大きめのバスタオルであれば、ケージの中に敷いたり、季節の変わり目には冷暖房対策として体にかけたりと、

いろんな使い道があります。

市販のペット用グッズをすぐに買い足さなくても、古いタオルを使えば十分代用できます。

衛生面を考えても、「汚れたらすぐ捨てられる」という手軽さはありがたいですね。

水筒やマグボトル、ポットなど、奥まで手が届かず洗いにくい容器類。そんな時にも古いタオルが役立ちます。

細長くカットしたタオルを割り箸や菜箸などに巻きつけて輪ゴムで固定しすると、即席の「手作りブラシ」が完成。キズつかず細かな部分や底の汚れまでしっかり洗浄できます。市販の専用ブラシがないときや、買い替えのタイミングを迷っているときの代用品としてもおすすめです。

また、掃除道具としてではなく、乾いたタオルで水筒の水分をしっかり拭き取る際にも活用できます。吸水性が高いため、すぐに乾かしたい時にもぴったりです。

タオルを適当なサイズに切って、フローリングワイパーのシート部分に挟めば、即席のモップに早変わりします。

🔶 水拭き用として → 水で湿らせてしっかり絞るだけ

🔶 乾拭き用として → ホコリや髪の毛の吸着に便利

🔶 玄関やベランダの床掃除にも最適

市販のシートを買い足す手間もなく、腰をかがめずに掃除ができるので、家事の効率もぐんとアップします。使用後はそのまま廃棄処分もできるので、衛生的で手軽です。

ワックスがけ後の仕上げや、ちょっとした汚れをサッと拭きたいときにも活用できます。

また、細長く切ったタオルを割りばしに巻き付け輪ゴムで固定したものは、

窓のサッシ部分のような細くて掃除しにくい場所を掃除が出来るアイテムにもなります。

手も汚れず掃除が出来、そのまま捨てられるので便利です。

ここまでで紹介しきれなかった、ちょっとユニークな再利用例もご紹介します。

🔶 靴の中敷き代わりに

雨で靴が濡れてしまったとき、カットしたタオルを靴の中に敷けば吸水性抜群。におい対策にもなります。

🔶 家具のほこりよけカバーに

タンスや棚の上など、掃除しにくい場所にタオルをかけておくことで、ホコリがつくのを防げます。汚れたらそのまま交換できるのも便利です。タオルのデザインによっては、お洒落感が上がります。

🔶 手芸・工作用の素材として

古タオルは、ちょっとしたパッチワークや手芸、DIYなどにも使えます。子どもと一緒に簡単な雑巾やぬいぐるみを作る材料としてもおすすめです。

タオルは使い捨てではなく、最後まで使い切ることで「生活を助ける資源」となります。布の強さや吸水性を生かせば、まだまだ多くの場面で活躍してくれるのです。

古くなったとはいえ、ただゴミとして捨ててしまうのはもったいない。ほんの少しの手間と工夫で、暮らしを支えてくれる頼もしいアイテムに変身します。

タオルの再利用は、節約や時短、そして環境配慮にもつながります。おうちの中に眠っているタオルがあれば、ぜひ今回ご紹介した使い道を参考に、今日から実践してみてください。

またオリジナルタオル以外にもいろいろなタオルのご提案も可能です。

専門のスタッフが最後までご対応させていただきます。